段の山周辺と滝

段の山周辺と滝に焦点を絞った水の流れを巡る取材となりました。まず段の山ふもとで権現様と呼ばれる巨石が目につき写生を行い周辺を散策、山からの湧水の水量が予想以上に豊かで驚きました。その後、岩石の変化や佇まいに水との関係に思いを巡らせ萬城の滝から上流へ散策、菜畑の滝では水量が少ない分、岩の裂け目を流れる水流を写生することができました。最後に筏場にある山神様の社を伺い、この日の取材は終了となりました。 今回の取材ではあらためて段の山周辺と川の関係や、地質の成り立ちから溶岩だからこそ湧水が豊かになることが実感できました。火(噴火、溶岩)から水という神話でも表される順序に表現のヒントがあるような気がしています。

山林の散策

倒木や枯木を素材として使えないかと、近場の山林を散策した。
植生としては、スギ、ヒノキ、サワラ、ケヤキ、クヌギなどがあり、スギやヒノキの倒木を多く確認することができた。土地所有者の許可を得て、素材の候補として確保したい。
わさび田には、ハンノキが日除けとして植えられていることから、土地に所縁のあるハンノキも素材の候補としたい。松本さんの話から、噴火や台風による地形の変化、環境の変化について考えることができた。知識がなければ気付くことすらできないことばかりであった。

朝から突然の大雨

朝から突然の大雨。通り雨かと思えば、弱い雨が降ったり止んだり。山の天気を味わう。巨木は苔むした周辺と雨がとても綺麗。