Overview 概要
Cliff Edge Project 2022 うぶすなの⽔⽂学リサーチプログラム
取材期間 | 2022年5⽉1⽇(⽇)〜 2⽉28⽇(⽕) |
取材地 | 静岡県伊⾖市貴僧坊地区ほか周辺地区を中⼼とした⼤⾒川流域(狩野川も含む) |
主催 | Cliff Edge Project |
⽀援 | アーツカウンシルしずおか |
後援 | 伊⾖市教育委員会、⼀般社団法⼈美しい伊⾖創造センター |
協⼒ | ⼀般社団法⼈平成森鮮組、NPO法⼈ステキなごえん |
アーツカウンシルしずおかとは
「アーツカウンシルしずおか」は、まちづくりや観光、国際交流、福祉、教育、産業など、社会の様々な分野と文化芸術を結び付け、社会課題への対応や地域の活性化を目指す住民主体の創造的な活動を支援します。

昭和33年に伊豆半島を襲った狩野川台風で降り続けた大雨は、天城山中腹の火山、カワゴ平の噴火由来の堆積物でできたもろい地形を崩し、麓の筏場地区にある蛇喰山の崩壊を招くなど、多くの災害をもたらしました。 この災害の記憶は、 台風から65年経った今でも地域の人々に語り継がれています。 天城火山の麓にある貴僧坊水神社には、水の神ミヅハノメが祀られ、 周辺地域には、川や道の重要な箇所に塞の神の姿が見られます。 これらの神々は、 土地を守る産土神(うぶすながみ)として祀られており、人々の信仰として大切にされてきました。
水の発生、移動、分布、性質、環境関係などの多様な水のありようを扱い、科学的に分析する学問として水文学 (すいもんがく)があります。 このアートプロジェクトでは、水の多様な姿を水文学ならびに貴僧坊地区周辺で祀られている神々の存在と結びつけ、この地域の多様な水環境が生み出す、 地質地形、神話、 災害をアートの視点で捉え直します。
2022年、7組のアーティストたちは1年かけて現地を取材し、関係するレクチャーを視聴し、1年の成果を、2023年の展覧会にむけての中間報告として発表します。これらはアーカイブとしてオンラインで公開されます。

Artist 参加作家
Lecture レクチャー
アーティストたちの作品制作の手がかりとなる内容のレクチャーを地域内外から講師を招いて実施。そのアーカイブをオンラインで公開します。
Report レポート
7組のアーティストたちが、約1年をかけて静岡県伊⾖市貴僧坊地区をはじめとした⼤⾒川流域を取材します。そのレポートをお届けします。