【中間報告】漆原夏樹

「CLIFF EDGE PROJECT うぶすなの水文学」リサーチプログラム 中間報告

氏名:漆原夏樹

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段の山周辺と滝

段の山周辺と滝に焦点を絞った水の流れを巡る取材となりました。まず段の山ふもとで権現様と呼ばれる巨石が目につき写生を行い周辺を散策、山からの湧水の水量が予想以上に豊かで驚きました。その後、岩石の変化や佇まいに水との関係に思いを巡らせ萬城の滝から上流へ散策、菜畑の滝では水量が少ない分、岩の裂け目を流れる水流を写生することができました。最後に筏場にある山神様の社を伺い、この日の取材は終了となりました。 今回の取材ではあらためて段の山周辺と川の関係や、地質の成り立ちから溶岩だからこそ湧水が豊かになることが実感できました。火(噴火、溶岩)から水という神話でも表される順序に表現のヒントがあるような気がしています。

わさび田から菜畑の滝へ

わさび収穫では水温も心地よく新鮮な体験でした。筏場のわさび田から菜畑の滝に向かう途中で偶然にも井上さんにお会いし、わさび田を案内していただきました。その後、椎の木の巨木を少し写生、その奥の植林された杉林を散策し本日の取材終了となりました。 昨日の雨の影響か、土や石が濡れ色で色濃く見えたのが印象的でした。