萬城の滝、貴僧坊水神社、大見城址

まだ日の出時間前の薄暗い萬城の滝。外気温は 10 度を下回る。近くに森の生き物がいそうで緊張感もある。今日の滝壺はとても穏やか。薄暗いせいか滝壺の音も細かく落ち着いて聞こえる。
貴僧坊水神社。
9 月のはじめに植えられたという小さいわさびの葉が、元気に山を背にして並んでいるのが、何とも微笑ましい。まだ葉が小さく水面に写りこむ葉の姿が面白く撮影に時間をとる。
大見城址。
山頂本丸まであがると、麓を流れる大見川を流れる音が山に響いて大きく聞こえる。前回数えられないほど飛んでいたトンボは全くいなくなり、揺れるすすきに変わっていた。霧に包まれる大見城址を訪れたいと思っているが、まだ叶っていない。

中学校と水神社

中学校にて雅楽演奏の授業内容についての打ち合わせと、場所の下見を行い、その後、水神社の宮司さんと祭典についての打ち合わせ。中学校では、雅楽をおそらく全くといって知らない生徒さんたちにどう伝えるか。。がポイントになりそうでした。宮司さんとは演奏箇所や演奏曲目について打ち合わせ。こちらも、普段雅楽の生演奏に触れる機会がない方々が多いのではというお話から、普段の祭典の雰囲気を損なうことのないように演奏するという方向でお話をしました。その後、水神社へ移動、山下さんに色々とご案内いただきました。山葵田の見学と、収穫をしていただきました。どのように山や、水が昔と変化してきているか。信仰のあり方の変容と合わせて興味深いものがありました。

わさび田から菜畑の滝へ

わさび収穫では水温も心地よく新鮮な体験でした。筏場のわさび田から菜畑の滝に向かう途中で偶然にも井上さんにお会いし、わさび田を案内していただきました。その後、椎の木の巨木を少し写生、その奥の植林された杉林を散策し本日の取材終了となりました。 昨日の雨の影響か、土や石が濡れ色で色濃く見えたのが印象的でした。