中学校と水神社

中学校にて雅楽演奏の授業内容についての打ち合わせと、場所の下見を行い、その後、水神社の宮司さんと祭典についての打ち合わせ。中学校では、雅楽をおそらく全くといって知らない生徒さんたちにどう伝えるか。。がポイントになりそうでした。宮司さんとは演奏箇所や演奏曲目について打ち合わせ。こちらも、普段雅楽の生演奏に触れる機会がない方々が多いのではというお話から、普段の祭典の雰囲気を損なうことのないように演奏するという方向でお話をしました。その後、水神社へ移動、山下さんに色々とご案内いただきました。山葵田の見学と、収穫をしていただきました。どのように山や、水が昔と変化してきているか。信仰のあり方の変容と合わせて興味深いものがありました。

わさび田から菜畑の滝へ

わさび収穫では水温も心地よく新鮮な体験でした。筏場のわさび田から菜畑の滝に向かう途中で偶然にも井上さんにお会いし、わさび田を案内していただきました。その後、椎の木の巨木を少し写生、その奥の植林された杉林を散策し本日の取材終了となりました。 昨日の雨の影響か、土や石が濡れ色で色濃く見えたのが印象的でした。

蛇喰山の崩落跡など

取材当日は雨が降っていたこともあり、蛇喰山の崩落跡では、大きく左右に割れた熔岩流の断面が生々しく映った。それは引き裂かれた身体のようであり、今回のテーマと なっているミズハノメを産んだ、イザナミの体内を覗くようでもあった。崩落跡付近には黒曜石や炭を始め、比較的大きい様々な色の石が転がっており、身体に住む様々な種類の細菌に思えた。 Cliff Edge Projectで受けた環境カウンセラーの塩谷和広さんによるレクチャーで、溶岩は多孔質であるため、水分を多く含み苔がよく育つというお話を伺って以来、苔が豊かな水を示す存在として気になるようになった。椎の巨木には厚みのある苔が随所に見られ、曲がりくねった幹や枝、根が、長年にわたる生命の営みを感じさせた。また近くの杉は樹皮全面が緑青色の苔に覆われ、地面には丸い形をした、生まれて間もない様子の苔が随所に見られた。 次回は火口付近の、多孔質な溶岩を覆いつくす苔の群生を取材したい。