【中間報告】西野壮平

「CLIFF EDGE PROJECT うぶすなの水文学」リサーチプログラム 中間報告

氏名:西野壮平

形式:pdf(4ページ)

雅楽演奏、蛇喰山崩落跡・椎の木平の巨木

10月14日
小雨の中 貴僧防水神社にて祭典を見学。
山葵田に流れる湧水をタンブラーに入れ飲み、神社周辺を歩き神聖な雅楽の音色や見守る地元の人たちを見る。
昔はもっと大きな木が生える山であったが山が細くなっていると言った言葉をその後の松本さんとの話の中で聞く。
芝生会社経営されている邸宅での参加作家である方3名による雅楽演奏を聴く。
しとしとと振る雨と雅楽の音色が非常に相性が良い。演奏が終わった後の川の音が微かに聞こえた。
木曽坊という集落は川が近くに感じる場所だと感じる。

10月15日
松本さん案内で参加アーティストなどと蛇喰山崩落跡へ行った。
様々な石が地層に散見され石好きとしては気持ちが昂った、中でも黒曜石が多いことに驚いた。
見学した場所の横にも同じように崩れた跡があったので少し歩いてみる。
水を運ぶ水管のようなものがあり昔この場所で山葵田があったのではないかと想像した。

それから椎の木平の巨木へ訪れる。
巨木に穴がいくつか開いていて木の反対側の風景が見えることが新鮮で、自然に出来たカメラレンズのように山を覗いた。
周辺を歩き、昔筏場という場所で小舟用の木が切り出されていたということを聞いたことがあったので、巨木を眺めながら木を切り出し運ぶようなこと想像してみたり、それ以外の木を観察した。