中学校と水神社

中学校にて雅楽演奏の授業内容についての打ち合わせと、場所の下見を行い、その後、水神社の宮司さんと祭典についての打ち合わせ。中学校では、雅楽をおそらく全くといって知らない生徒さんたちにどう伝えるか。。がポイントになりそうでした。宮司さんとは演奏箇所や演奏曲目について打ち合わせ。こちらも、普段雅楽の生演奏に触れる機会がない方々が多いのではというお話から、普段の祭典の雰囲気を損なうことのないように演奏するという方向でお話をしました。その後、水神社へ移動、山下さんに色々とご案内いただきました。山葵田の見学と、収穫をしていただきました。どのように山や、水が昔と変化してきているか。信仰のあり方の変容と合わせて興味深いものがありました。

わさび田から菜畑の滝へ

わさび収穫では水温も心地よく新鮮な体験でした。筏場のわさび田から菜畑の滝に向かう途中で偶然にも井上さんにお会いし、わさび田を案内していただきました。その後、椎の木の巨木を少し写生、その奥の植林された杉林を散策し本日の取材終了となりました。 昨日の雨の影響か、土や石が濡れ色で色濃く見えたのが印象的でした。

早朝から雨

この日は早朝から雨。霧を霧が出ることも期待しながら出かけたが、思いのほか雨が強く、霧というより雨撮影になった。 山の中でありながら開けた砂防ダムと崩落跡のスケールから崩落当時の濁流の激しさを容易に想像できる。実際に雨の中だったこともあり、降り続く雨の音に恐怖も感じる。 砂防ダム上流に流れる小さな流れは長靴で渡れるほどの浅さ。まだ穏やかに降った雨が集まっていく様子はとても穏やか。そこでしばらくのあいだ雨の小川の影。 サワガニを見つけ川上に進むと、川の中に一つの骨を見つけた。鹿かイノシシのものと思われる。姿を見せずともどこかから山の動物がこちらの様子をうかがっているようで、こちらが訪問者であることを感じる。 場所を変えていくうち、ざっと降った雨が落ち着くと時折遠目に霧が出始めた。 天城の雨が染み込むような山の音が以前屋久島で感じたものと似ているように感じた。 もう少し雨を撮影してみようと思う。